2021年4月25日日曜日

大見湿原で森ぼっこ

妻と車でアクセス

p688mにも登りちょっと運動療法的森林浴もしたが、なんと言っても風景観賞的森林浴を満喫だった。ここはどなたの所有地だろう。

私がツツジを眺めているとき忽然と消えた妻。きっとお花摘みと思い待つも一向に現れない。呼べど叫べど応答なし。何を勘違いしたか車に戻ったのだった。私を迎えに再入山。私は車で待とうと下山している時再会し、ホッとしついでに小野谷峠に向かったことだった。何も告げずの行動にしばし翻弄されました。

天気は申し分なし。最高の空間。森林浴ができるところを色々探してきたがここは大好きな森!しっかりハーモニーを感じることができるところ。

森林療法協会の会員飯田さんは会報に癒しと3つの幸せモードについて書かれている。①自分の幸せ②近しい関係者の幸せ③世界の幸せについて。

①今いる環境に調和を感じることで、ホッとして得られる安心感。(自分の幸せ)元森林総合研究所の宮崎良文は、「森林浴はなぜ体に良いか」という著書で、「快適性とは人と環境間のリズムの同調である。身近な自然と接することにより、自然との間に同調関係が生じ、高すぎる緊張状態が緩和され、本来のヒトとしての姿に近づき、リラックス状態がもたらされる。」と、述べています。現代の私たちは人工化された環境や複雑な人間関係の中で、常に緊張状態にあると考えられます。今いる環境と自分との間に調和を感じ、ホッとして安らぐとき、私たちは「癒された」と感じるようです。

②生物さらに社会的生き物としての自分が周囲の環境(家族・社会・自然環境など)と調和できた時感じる安心感。(近しい関係者の幸せ)

③「世界」を幸せにしようとの願が生じれば、その時は大いに癒やされた状態である。(世界の幸せ)

飯田さんは言う、「2021年の今の私は、①ホッと安らぐ、②「幸せになる力に気づく、③世界を幸せにする力に気づくというステップを踏みつつ『魂の願い、即ち世界を幸せにする』旅路を歩いている」と。

飯田さんの言「森の癒しを広める」は、より多くの人に関心を持ってもらうことなのだろう。その原動力は飯田さんは②③に求めるが、私はやっぱり①だと考える。

新緑にはちょっと早かった。トリカブトの咲く8月には再訪したい。でも、若葉の展開を楽しみに近々予定します。

森ぼっこも初体験できた。

下層植生が貧弱なため自然観察の対象物が少ないことはただ歩くことに集中できる効果もある。


P688に立つ樅の大径木



なしの木でしょう。


ケチョウチンゴケ

実はクダホコリだった

上の山で28日にびっしり変形菌のついた枯れ松を目にした。見慣れたムラサキホコリがあり、そうでないものはムラサキホコリの変化の課程だと思った。FBに投稿したら違うものだと指摘をうけ、横から写してとリクエストを頂く。 翌日、横から写そうと再訪。写したものを見た憧れの高野丈さんから下の...