摩耶山にて。25歳から85歳までの8名で楽しんだ。午前1ケ所、午後2ケ所で探菌。沢山の子実体、変形体を見た。菌核も。
集合場所までにアオモジホコリ、マメホコリ、キノウエホネホコリで早くも菌眼モードにスイッチon。
最初のフィールドで柄が黄色のミカンモジホコリ、菌核も。
昼食は掬星台からの眺望を楽しみながら。暑さも物ともせず3人で歓談。
午後1番目のフィールドで葉上のアワホネホコリを見つけられた。立派な変形体を見つけた人もいた。朽ちた杭にアミホコリの仲間を私は見つけた。
小休止のあと、ブッシュに潜り込み古株の前で腰を落とした。何やら虫草っぽい。一旦目を離すと「さてどこ?」と、まことに小ぶり。川上先生を呼んで掘ってもらったらやっぱり虫草(ジャン)!宿主はゾウムシ愛好家が一見して「ゾウムシ」と。昆虫の顔を見れば私でもゾウムシとわかった。菌まみれでなく、中々美形!小躍りする童心返りの爺。
フィールドを移動。失せかけた集中力で変形体を見つけた。
美しいカワラタケ。整然と生えている姿は圧巻。
十分堪能しファイナル。
解散後、駐車場に向うとき、天上寺の前の歩道で立ち止まる。設置の柵の上に美しい蛾。兎に角写す。帰宅後、PCのモニターでボーベリア菌にやられているでは!と、おまけ付きを喜んだ。翌日、FBFさんから、「ゴマフボクトウは毛が多いデザインの蛾さんでボーベリア菌に侵されたんではないでしょう。なかなか出会いない蛾さんで羨ましい。」と、コメントいただきこれまた嬉しくなった。
最年少者から探菌のツボを伝受。ひたすら朽木。それも適当に日の差し込むところにあるものを探すと。実に小さな物を見つけられる素晴らしい能力にあやかりたい。「老菌に宿る美にも注目しましょう」とは、主宰者。
85歳でNOASOBIされる姿は後を追う者の励みです。
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モミに着生 |
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老菌もまた味わい深し |
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菌核 |
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照りつける日差しのもと食事しつつ歓談 |
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堀上前 |
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見事掘り上げ成功 |
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変形菌?ひょっとしてカビ? |
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変形体 |
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〆に登場のゴマフボクトウ |